春一番が吹きまして、桜の花びらも学生気分も全部吹っ飛ばしました。こんにちは新社会人。ようこそ長い労働ロード。
さて新しかろうが経験豊富となろうが、社会人が避けられないことと言えば上司や先輩とのお付き合い。学生時代もあったでしょうが、社会人になるとこれが更に重要になってくるのです。
昨今はパワハラ問題が取りざたされて上司や先輩からお誘いというのは減っているようですが、逆に言えばお誘いを受けるのは数少ないチャンス。上手く立ち回れば仕事もやりやすくなるというものです。
とはいえ行きたくても行けない場合や、 ぶっちゃけめんどいから帰りたい場合もあることでしょう。
ここで出番の必須スキルが、上司や先輩からのお誘いを「やんわり断る」方法。
機嫌を損ねることなく、上司や先輩からのお誘いをやんわり断る方法とはどんなものか。
新社会人はもちろんのこと、社会人しばらくやってるけどいまだにやんわり断る方法難民という方も、どんな断り方があるかを一緒に考えていきましょう。
「やんわり断る」は必須スキルか
まず最初に考えたいのは「やんわり断る」必要性についてです。これは本当に必須スキルでしょうか。
「嫌なら嫌ってはっきり断ればいいんだよ!日本人は”NO”と言ってはっきり断らないから駄目なんだ!俺だったら先輩のお誘いだろうが上司のお誘いだろうが嫌なお誘いは断っちゃうもんね!」と鼻息荒い社会人もいらっしゃることでしょうが、これがなかなか難しいもの。自分が仕事をしやすい環境を作るにはどうしても上手い立ち回りが必要です。
ましてや先に挙げたように今は新人指導をすればパワハラ、雑用を頼めばパワハラと、椅子に座っただけでパワハラになりかねない時代。
そんな時代に勇気を持ってお誘いの言葉をかけてくれた上司や先輩をむげに扱ったらかわいそうです。断るならやんわり断ったほうがこちらも気持ちが良いことでしょう。(強引なお誘いやしつこすぎるお誘いには国の相談窓口をご利用ください)
「やんわり断る」断り方
料理のレシピにある「耳たぶくらいのやわらかさ」と同じくらい曖昧な「やんわり断る」とはどんなものか、具体例を見ていきましょう。
正直な理由で断る
正当であり相手の機嫌も損なわない。こちらの心も痛まない。言うなれば「真のやんわり断る方法」です。
「妻(恋人)の誕生日を祝う」「田舎から親が来ている」「コンサートに行く」などなど、先約が入っているということを正直に伝えて断ります。
ここで気をつけるポイントは「今日は」駄目だということをアピールして断ることです。
例えば「今日は家で絵を描きたいんです」と言って断ると、「明日でもいいじゃん」と相手が思うかもしれません。
「そう思われても…」と納得いかないでしょうがここは社会人として上手く立ち回ります。
「頼んだ画材が昨日届いたので、早速今日使いたいんです」と、あくまで「今日は」駄目だとアピールで上手く断りましょう。(それでも理解を示してくれない上司や先輩であるのなら、こっそり変なあだ名で呼んでやりましょう)
後述の断り方も含め、断った後はフォローとして「また今度誘ってください」と一言付け加えておくとやんわり度が増してGoodです。
あくまで最終目標は「やんわり断る」ことです。
体調不良で断る
本当に体調不良であればいいですが(?)、仮病で断るとなるとややこしいのが勤務中です。
さっきまであんなに元気だったのに、上司や先輩からお誘いの言葉を聞いた途端によろよろと倒れこんでも説得力がありません。
仮病でお誘いを断る場合は、勤務中は絶えず上司や先輩の動向に注意し、お誘いが来そうだと察した時点でちょっとずつ体調不良アピールをしていきましょう。仕事しましょう。
お酒が飲めないので断る
お酒が必須の場へのお誘いであれば、お酒が飲めないことを理由にやんわりと断ります。
ここで「下戸なので」と断ると「じゃあ俺が鍛えてやる!」と、やんわりではなく訴訟をちらつかせる断り方をしなくてはなりません。
なので「このあと車を運転しなくてはならない」であったり、新社会人であれば未成年者の方もいるでしょうから、法律を盾に断れば上司だろうが先輩だろうが退いてくれることでしょう。
気をつけたいのは断りたいあまりに「医者に止められている」と言ってしまうと、その後のお誘いが一切なくなる可能性がありますのでご注意ください。(実話)
上司や先輩からのお誘いをやんわり断る方法まとめ
特に新社会人は歓迎会などお誘いを受ける回数も多く、学生の付き合いと社会人の付き合いで戸惑うことも多いでしょう。
社会人としてしばらく経ったものの、上司や先輩からのお誘いにまだまだ慣れない方もいるでしょう。
全てのお誘いに対応する必要はありませんが、全てを断ってしまうのもまた考えもの。
どうぞ上司や先輩からのお誘いを「やんわり断る」という必須スキルを昇華させ、「上手く立ち回る」スキルを手に入れてください。
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