この世にはいろいろな不公平があります。

それの一つがおならで、例えばおならと同じく生理現象であるくしゃみや咳を人前でした場合、ダイナミックなスプラッシュでもない限り、本人も周りも特に気にしないでしょう。

ところがこれがおならだった場合はどうでしょうか。

スプラッシュもなく、音も控えめ(例外あり)。

体内が健康である証明にも関わらず、おならにプラスのイメージはまずありません。

そんなおならを人前でしてしまった緊急事態を、あなたはどうやって生き抜くでしょうか。

人前でおならをした時の対処法やごまかし方、一緒に考えてみませんか。

人前でする前にできる「おなら」の対処法やごまかし方

おならをしてしまう前にできる対処法の定番と言えば「音を出す」ことで、トイレに付いている音姫をセルフでするわけです。

  • 机などの物を動かす。
  • 声を大きめにする。
  • 他所で起きた騒音に紛れる。
  • おもむろに音楽を流す。

などいろいろな対処法があり、相手が1人だけなら「この音楽聴いてみてよ」とイヤホンをさせればおならをごまかせます。

ちなみに音姫はトイレまで行かなくてもアプリで入手可能。

「こんなアプリがあるよ」と実際に使ってみせれば、おならの音をごまかせるでしょう。

人前で「おなら」をした時の対処法やごまかし方

覆水、盆に帰らず。おならの音、腸に返らず。

今してしまったおならの音は明らかに聞こえたはず。

さてどうしたものでしょうか。

おならの音アプリでごまかす

ついに幻覚でも見てしまったのかと思われそうですが、実在しますこのアプリ。

おならをしてしまったらおもむろにiPhoneを手に取り、アプリの音でしたという雰囲気を演出しましょう。

問題としては多少違う音だったら「記憶違いだ」でしのげますが、明らかに違う音だった場合は別の手段か、それでも「記憶違いだ」と主張する必要があることです。

無反応を貫く

「一番最初におならに気付いたやつがおならをしたやつだ」なんて刑事ドラマみたいな定説が子どもの頃にありました。

たしかに人は何かをごまかしたいとき、早々に話題を持ち出したがるものです。

なのでここはおならをしてしまっても完全な無反応を貫き、気付いていないことにしましょう。

誰かがおならに気付いたら「そういえば子どもの頃さ~」と先の定説を持ち出し、適当なタイミングで「冗談だよ」と話題を終わらせてしまいましょう。

他人に押し付ける

人間関係がこじれる可能性もありますが、こちとら健康な腸が捻転しそうなほど追い込まれているのです。

とはいえ大々的に押し付けると反撃される危険性もあります。

なので押し付けはあくまでこっそりと、近くにいる友人あたりから「今あいつ、おならしたんだよ」と個々に伝播させていきます。

ちなみにこの後「おなら押し付け伝播野郎」などのあだ名がつく場合があります。

おならどころじゃない状況を作る

交通事故の現場で人より豆腐の心配をする人は少ないでしょう。

おならよりも気にしなければいけないものがあれば、おならのことなど誰も気にしません。

例えば小銭を落としたり、飲み物をこぼしたり、ジョニー・デップが通りかかったり。

財布の中にある小銭は落としても回収しきれる数か、飲み物をこぼしても掃除がしやすい床か、ジョニー・デップはちゃんとスタンバイしているか。

とっさの判断と事前の状況確認が重要です。

素直におならを申請する

確かに良いイメージがないおなら。

とはいえおならをしたことがない人などいるわけもなく、おならを非難する理由など実はないのです。

「ごめん、おならした」と言われたら、それ以上なんと言えるでしょうか。何も言えないのです。

「おなら」の臭いの対処法

おならの音はごまかせたとして、臭いはどうでしょうか。

臭いが残っていれば誰かがおならをしたとわかるのは時間の問題です。

基本は換気扇を作動させることですが、いきなり何も言わずに換気扇へ向かい、なおかつそこからしばらく動かなければ心の状態を危ぶまれます。

残った手段としてはにおいを上書きすることです。

香水やデオドラントスプレーを使うか、喫煙者であればタバコを吸うのもいいでしょう。

ちなみに「臭い=悪いにおい」「匂い=良いにおい」なので、「おならの匂い」と書くと距離をとられる場合があります。

人前で「おなら」をした時の対処法やごまかし方まとめ

「トイレがあったら駆け込んださ」

「音は出ない予定だった」

こうした悩みを何人が抱えたことでしょうか。

音の出る生理現象はいっぱいあるのに、ただちょっと出る場所が違うだけでこの扱い。

そこらじゅうでプッコラプッコラ聞こえるのは勘弁ですが、もう少しおならを優しい目で見てあげてほしいもの。

そんな理想の日が来るまで、人はおならの対処法やごまかし方と付き合っていかなければならないのです。


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