国内旅行の定番、北海道
その中でも「ちょうど良い都市」ということで人気なのが旭川!

旭川へ旅行計画中のみなさん、ようこそ!

しかし旭川は盆地のため、夏は暑く、冬はクソ寒く、しかも雪もすごい地域。

本州方面からいらっしゃる方は、どんな服装を用意していけばいいか不安ですよね?

そこで今回は、旭川を観光する時の服装と気温を月別・天気別で紹介します!

春(4月〜6月)

4月


平均気温(最高/最低):11.7℃/0℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・厚手のジャケットやコートが必要
・中は薄手のニットなど
・撥水性のある靴(防水スプレーも可)

地元民はこの時期「少しずつ暖かくなってきたねー」なんて言いますが、道外の方からするとまだまだ寒いです。

昼間でも風は冷たく、夜になるとさらに冷え込むので薄手のアウターでは後悔します。

上旬には歩道には雪も残りつつ、雪解けも進んでぬかるみ歩きづらいですが、ローカットの靴でも歩けそう。

ただパンプスのような口の浅い靴はまだ履ける時期ではないのでご注意を。

ポイント

・撥水性のある靴だけでなく、白のボトムスなどは泥はねに注意!
・丈の長いロングワンピースやワイドパンツは濡れてしまうかも

雨が降ることにより雪解けがさらに進み、道路にはかなり水たまりが増えます。

そのため、染みてしまう素材の靴だと歩くにはかなり厳しいです。

丈の長いパンツやスカートは、もう少し雪解けの進んだ時期に。

ポイント

・4月上旬ならマフラー・手袋
・靴は滑りにくいソールのもの or ヒールのない靴を
・下旬なら薄手の羽織りもののみで出かけられる

決して多くはありませんが、4月にも雪が降ることがあります。

雪が降るということは、気温が氷点下なので寒いです

また日当たりの悪い路面は夜に凍ります。ヒールの高い靴で歩くのは危険なのでやめましょう

しかし下旬にもなれば薄手で出かけられることが多いです。

5月


平均気温(最高/最低):17.7℃/5.4℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・ジャケットや薄手のコート
・パーカーやセーターなど、暑くなっても調節できる服装で
・ストールやショールなどがあると便利

ゴールデンウィークを迎える5月、さすがに氷点下にはなりませんが夜には肌寒く感じる季節です。

羽織りものがあると便利でしょう。

ただ25、6℃になる日も出てくるなど、平均気温から大きく外れて暖かくなる日がありますので脱ぎ着できる格好がベター。

雪解けはもう終わっているので、スニーカーやパンプスも履ける時期です!

ポイント

・折りたたみ傘があると便利
・カーディガンなどで肌寒さ対策

天気の変わりやすい時期です、急な雨に備えましょう。

また雨の日は冷え込みも感じやすい日。

厚手のものはいりませんが、カーディガン・パーカーなど寒く感じた時にさっと羽織れるものがあると良いでしょう。

夏(6月〜8月)

6月


平均気温(最高/最低):22.9℃/11.6℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・薄手のジャケットかパーカーの持参を
・日中なら半袖で歩ける日も!しかし羽織りものも必須
・夜になると急激に冷え込む場合あり、ハーフパンツはまだ寒いかも

ようやく夏らしさがやってくる時期です。

暑さにも寒さにも備える必要がありますので、薄手のパーカーなどが一枚あるだけでもかなり重宝します。

夜になるとまだヒヤッとする風を感じるので、ハーフパンツなどの足を出す格好は寒く感じそうです。

ポイント

・折り畳み傘があると良い
・雨でも蒸すような暑さの日あり

北海道に梅雨はない、と言われていますが6月になると雨の続く日が増え「蝦夷(えぞ)梅雨」とも呼ばれています。

お天気がころころ変わりやすいのでこまめにチェックしましょう。

また冷たい雨の日も蒸した雨の日もありますので体調管理にも気をつけて。

7月


平均気温(最高/最低):25.8℃/15.9℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・日中/夜ともに半袖OK!
・足が露出するような格好でもさほど心配なし
・帽子などの日差し対策を

やっと夏が来た!と言える7月。旭川のような盆地は、意外にも暑い日が多いです。

最近では7月の中旬〜下旬に28℃〜30℃前後になることもあるので日中に寒く感じることはないかと思います。

しかし夜は道外の方なら肌寒く感じる日も。薄手の羽織りものがあると役立ちます。

ポイント

・強い雨はあまりない
・晴れの日と同じ感覚でも大丈夫

雨の日でも蒸すことが多いので、寒さ対策はあまり考えなくて良さそう。

しかし寒がりな方は羽織りものを用意。

8月


平均気温(最高/最低):26.3℃/16.8℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・上旬は30℃超えも多く暑いため、Tシャツ・ハーフパンツ可能
・お盆を過ぎは突然の冷え込みに注意!薄手のパーカーやカーディガンの準備を
・日差し対策も必要

お盆に入るまでは暑い日が続きますので熱中症対策をぬかりなく!

しかし旭川では「お盆を過ぎると寒くなる」と言われています。途端に肌寒くなることがある季節なので羽織りものの用意を。

ただ最高気温が30℃近くある日が下旬まで続く年もあります。

ポイント

・折りたたみ傘があると良い
雨の日でもまだ寒くはない

週に一回は雨の日が出てくる8月。

土砂降りで何日も雨が続くことはあまりありませんが、天気予報のチェックはぬかりなく。

秋(9月〜10月)

9月

平均気温(最高/最低):21.6℃/11.2℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・日中に26℃前後になる日も。でもほとんどが20℃前半。
・紅葉を見るなら防寒必須。半袖・ハーフパンツは寒い&虫が気になる
・山方面以外なら七分丈や長袖の方がちょうど良い

本州では残暑がきつい頃でしょうが、旭川の夏は短いので肌寒い月です。

紅葉も始まる秋。

山方面行くなら、とても寒いので必ず暖かい格好をしていきましょう。

それ以外なら袖を少しめくれるような長袖を着るか、パーカーやカーディガンを着るコーディネートだと過ごしやすいでしょう。

ポイント

・下旬になると雨の日が増え気温も15℃前後に。半袖は寒い。
・まだ雪は降らないので安心を。

秋になると雨の日が少しずつ増え、「肌寒いな」と感じる日も多くなります。

秋の雨は冷たいので、羽織りものか重ね着などをすると良いでしょう。

10月


平均気温(最高/最低):14.8℃/3.9℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・ジャケットやセーターなどのあったかい格好を
・トレンチコートなどのアウターが必要
・夜は軽装では出歩けない

昼と夜で10℃以上の気温の開きがある10月。

本格的に寒くなってくる頃で、足首が少し出る程度の露出でも厳しいものがあります。

また初雪が観測されるのも10月下旬が多いので、寒さが苦手な方は厚手のアウターの方が良いかも。

ポイント

・気温が氷点下になれば雨→雪に変化することも
・フード付きのアウターなどがあれば雪よけにも使える
・ピンヒールなどの高いヒールの靴はブラックアイスバーンで滑る

10月になると、雨よりも雪に変わることが心配です。

また雨のあと、夜に冷え込むと路面が凍結しブラックアイスバーン※になって大変滑りやすくなります。
※黒くぴかぴかと光っている路面、道路の上の水がそのまま凍っているような路面のこと

溝のあるスニーカーなどが安全です。

ポイント

・初雪は降るが積もりはしない
・北海道の人は雪が降っても傘はささない
・気温が低いので手で払えば落ちる雪、気になる方は帽子を

初雪を観測するのは10月下旬が多いのですが、初雪がそのまま積もるわけではありません。

少し降るだけですぐに溶けますので積もりはしません。

しかし夜になると氷点下まで冷え込み、濡れた路面が凍るのでソールがつるつるな靴は滑るかも。

冬(11月〜3月)

11月


平均気温(最高/最低):5.8℃/-2.0℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・ヒートテック着用などで保温を
・ダウンジャケットやコートが必要
・マフラーが一枚あるだけでとてもあたたかい
・雪が積もる時期、口の浅い靴は雪が入る

長くて厳しい冬の訪れがやってくる11月。スキー場もオープンする時期なので、雪はこんもりあります。

ヒートテックなどのインナー系は必須。

さらに冷え性の方は使い捨てカイロがあるといいでしょう。

しかし飲食店などの室内に入るととても暖かく保たれているので、脱ぎ着しやすいような重ね着のコーディネートがおすすめです。

雪❄︎

ポイント

・肌に直接着るインナーやズボン下にはヒートテックを
・タートルネックやマフラーなどで寒さ対策が必要
・ムートンブーツを履く場合は防水スプレーを

厚着をすると暖かいですが重苦しくつらいものです。インナーに工夫をすれば身軽に暖かく保つことができます。

また首元・足元に入ってくる冷たい風が寒さの一番の原因。外を観光する際はその二点を守りましょう!

ムートンブーツは暖かく歩きやすいですが、染みやすいので防水スプレーと併用がベター。

12月


平均気温(最高/最低):-0.8℃/-7.9℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・フード付きの厚手のコートやダウンジャケットが必須
・短い丈のものではなく、お尻くらいまで隠れる丈のものを
・スカートより長ズボン

毎日のように雪がしゃんしゃんと降る12月。雪が降り出してきても北海道の人は傘をさしません。

フード付きのアウターならさっとかぶれて風除けもできるので一石二鳥!

昼間に観光するならスカートがいい、という方もいるかもしれませんがデニールの厚いストッキングが必須。

ポイント

・イヤーマフ・手袋必須。
・ダウンジャケットはチャックを締められる余裕が必ずあるものを

手袋を履くのは面倒だからと、ポケットに手を入れて歩く方がいますが、転んだ時に受け身を取れず危険です。

またダウンジャケットも、厚着をするとチャックが締めづらい、なんてことがないように程よく余裕があるものにしましょう。

1月


平均気温(最高/最低):-3.5℃/-12.3℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・ザ・真冬。ズボンの下にもインナーを。
・使い捨てカイロをお腹と背中に貼れば最高
・フード付きの厚手のコートやダウンジャケット必須

一年でいちばん厳しい寒さの続く1月。地元民でさえ口を開けば「寒い」と言う季節です。

平均はあくまでも平均で、最低気温が-15℃〜-20℃になる日も珍しくありません。

天気が良く、長ズボンを履いていても外を出歩くと寒さで冷たくなり「痛い」とさえ感じるこの時期。インナー必須です。

ポイント

・吹雪には勝てない、「外に出ない」という選択肢も視野に
・手袋、靴下、アウター全部厚手でも「寒くない」わけではない、ご覚悟を

しんしんとゆっくり降る雪ならまだ出歩けますが、視界不良になるほどの吹雪の日もあります。

そんなとき地元民のとる行動は「出かけない」ということ。吹雪の日は本当に危ないんです。

せっかくの旅行だとしても楽しめなければ意味がありません。最後の手段に「出かけない」ということも入れておいてください。

そしてどんなに防寒をしても「全く寒くない」ということはありませんのでご注意を!

2月


平均気温(最高/最低):-2.1℃/-12.7℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・まだ寒い!フード付きの厚手のコートやダウンジャケット必須
・しかしインナーは軽めに。汗が冷えて風邪を引くことも

寒い、といわれる北海道ですが、そのぶん冬の室内温度が日本一暖かいと言われる地域でもあります。

特にショッピングモールのような場所は、アウターを着たまま散策すると汗をかくほど!

なのでアウターの下はシャツとセーター、のような組み合わせだと過ごしやすいでしょう。

ポイント

・寒さ対策は変わらず必要、でも乾燥対策はもっと必要!
・寒さも乾燥も対策するならマスクを!
・手袋、イヤーマフも

暦の上では「立春」なんて言われる2月ですが、北海道に春はまだ来ません。

1月と同様の寒さ対策が必要です。

また暖房が強くなっている分、どこの場所も乾燥しています。マスクをすれば保湿効果もあるのでおすすめ。

3月


平均気温(最高/最低):2.6℃/-6.3℃

晴れ☀︎またはくもり☁︎

ポイント

・雪溶けはじめのぬかるみに注意!防水スプレーは靴やカバンにも
・体感的にはまだ真冬。ニットや厚手のものは必要
・下旬の路面ならハイカットのスニーカーなら歩けるかも

中旬〜下旬にかけて、雪解けが始まるので路面は常に濡れている状態。

靴に防水スプレーをかけるのはもちろん、3月に降る雪は溶けやすく、びしゃびしゃになりやすいのでカバンにも防水スプレーをかけるのがおすすめ!

体感的にはまだ寒く、首元などがカバーできる防寒グッズはある方が良いでしょう。

ポイント

・水たまりに注意!ヒールのある靴はまだ厳禁
・ムートンブーツは染みる時期、レインブーツの方がいいかも

3月といえども雪とはまだ縁の切れない月。

しかし日中にすすんだ雪解けで水たまりになった場所へ、うっすら雪が積もると水が見えなくなり歩けそうに見えることがあります。

でも中の水は凍っておらず、踏んだ瞬間に深ーい水たまりへオールインワンなんてことも・・・

レインブーツならしみることなく歩けるのでおすすめです。

旭川を観光する時の服装と気温を月別・天気別で紹介まとめ

厳しい冬期間が長い北海道・旭川。

しかしどの季節に来ても、食べ物もおいしいし、近郊に観光名所もたくさんあります!

札幌ほど混雑もしておらず過ごしやすい、という声も多い都市です。

ぜひ遊びにきてください!


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