【MARVELOUS】宇宙美容アーティスト志水 洸一 スペシャルインタビュー

北海道でロケットといえば「ホリエモンロケット」。では、旭川でロケットといえば・・・?

旭川市内でロケットを飛ばす活動をしている実業家をご存知でしょうか。その方は、なんと「美容師」でした。しかも、そのロケットの燃料は石けん!?

今回は、不思議なオーラに満ちた宇宙美容アーティスト 志水洸一さんにお話を伺ってきました。

プロフィール

宇宙美容アーティスト
志水 洸一(しみず こういち)

株式会社MARVELOUS 代表。美容師をやりながら、石けん工場を建設し、ここでしかできない石けんを販売。さらにはその石けんでロケットの燃料を開発。宇宙開発途中で色々な発明をする。最終目標は宇宙で無重力ヘアーショーをすること。

インタビュー

はじめに

ーーまずは自己紹介をお願いします

宇宙美容アーティストの志水洸一と言います。僕は旭川で「MARVELOUS(マーヴェラス)」という会社を立ち上げ、美容室を経営しています。

他にも化粧品工場でGOCHI SOAP(ゴチソープ)という石けんの製造をし、販売もしています。また、作っている石けんを燃料にしてロケットを飛ばしたり、そこからヒントを得て江丹別で「スカイランタンフェスティバル」というイベントも開催しました。

ーーツッコミどころたくさんの方に取材ができて嬉しいです(笑)

最近はロケット燃料を作った際の副産物として、オイルを発酵する手法を編み出し、特許を申請中です。

ーーとにかく色々なことをしてらっしゃるんですね

やりたいことは何でもチャレンジしちゃうんですよ。

ーー小学校の通知表に「落ち着きがない」って書かれませんでした?

でも元々はそんなことはなくって、21歳まではごく普通の大して特徴もない男だったんですよ。

ーーなぜ、そんなにも色々なことにチャレンジするようになったんですか?

それを説明するには「僕が死にかけた話」を語らねばなりません。僕は美容専門学校を卒業した後、札幌の美容室に就職したんですよ。そこが今でいうブラック企業で、朝8時半ぐらいから夜12時ぐらいまで働いてました。ある日バイクで帰宅中、信号待ちをしていたところへワゴン車が突っ込んできて・・・その時に走馬灯を見たんです。

ーー走馬灯って本当に見るんですね

その走馬灯っていうのが、当時働いていた美容室でチラシを折って畳んでた風景だったり、掃除をしている記憶だったりで、自分の送りたかった人生とはかけ離れていたんです。車に轢かれて、宙を舞いながら「なんてしょうもない人生を送ってたんだろう」と思いましたね。

ーー「宙を舞う」って・・・大事故じゃないですか

これがね・・・ただの鎖骨骨折だった。

ーーいや、ドヤ顔やめてください

でも車に轢かれた時は本当に死んだかと思いましたよ。その事故で「自分は一回死んだ、これからの人生はおまけみたいなもんだ!」と考えるようになって、自分のやりたいことをするのが人生の目標になりました。

ーーそこから好きなことにチャレンジするようになったと

そうそう、明日また車にひかれるかもしれないから、やりたくなったことは即行動というスタンスが今でも続いています。

宇宙美容アーティストとは

ーー車に轢かれたのがきっかけで「宇宙美容アーティスト」の原型が生まれたんですよね

そうです。車に轢かれてから美容室をやめて、地元である旭川に自分の美容室を作っちゃいます。

まだまだ美容師としても未熟だったんだけど、やるなら「一流の美容師になる」という目標を掲げて、様々な技術や流行を学びました。ですが・・・流行の発信地である東京の髪型を旭川で提供しても、なんか手応えがないんですよ。

ーー東京と北海道だと流行は違いますもんね

東京だと評価されるけど、地方だと評価されないっていうのがなんとも煮え切らなくて、「流行」とか「最先端」とかってフィールドで戦っててもダメだなって。そこから、「ここでしかできない、その人が綺麗になることを発信したい」ということがテーマになりました。

ーーそこから色々と仕掛けていくわけですか

美容室は店舗に来てもらえなきゃサービスを提供できない。だから、場所が関係ない「飛び道具」が欲しいと思い、化粧品事業に乗り出します。化粧品であれば、売る場所さえあれば、全国に発信できるわけですから。この土地でしか作れないもので化粧品を作ろうと試行錯誤した結果、生まれたのが「GOCHI SOAP(ゴチソープ)」です。

ーーGOCHI SOAP(ゴチソープ)とはどういった商品か教えてください

旭川近郊で取れる「食べ物」や、旭川近郊で作られるお酒などの「加工品」を石鹸にしたものです。

ーーなぜ数ある化粧品の中でも「石けん」を選んのですか?

化粧品って「○○が入ってます」と謳っていても、ほんの数%しか含まれてなかったりするんです。それはケチっているわけではなくて、それ以上素材を混ぜてしまうと、その化粧品が成立しなくなっちゃうことがあるんです。分離したり、沈殿してしまったり・・・

だけど石けんは10%まで素材を混ぜ合わすことができるので、石けんに特化したブランドを立ち上げ、販売を始めました。

ーー素材を10%まで混ぜると、どうなるんでしょう?

素材そのものがしっかりと感じれるようになります。使った時、ダイレクトに素材の良さが伝わるんですよ。その素材の香りもするし、使った時に原料になにが使われているかわかるくらい、石鹸一つ一つ個性が出ています。そして、原料によって効果が変わってくるのも面白いところですね。

ーー今ではかなりのファンがいると聞いていますが、どのように広がったのですか?

完全口コミです。うちには営業マンがいないので、GOCHI SOAPを使ってくれた方から徐々に広がっていきました。メディアにも取り上げてもらったのも大きかったと思います。現在では、GOCHI SOAPは道内の様々なところで取り扱ってもらえているんですが、道外からも「店に置かせて欲しい!」というお声ももらって、実際に旭川まで足を運んでくれた方もいます。

ーー道外だと、どんな場所で販売されているんですか?

わかりやすいところだと、銀座のロフトで取り扱ってもらってます。銀座といえば、上品でおしゃれで・・・そんな場所に商品を置いてもらい、僕のテーマであった「ここでしかできない、その人が綺麗になることを発信したい」が実現できました。

ーーひとつ夢を叶えることができたんですね

そうなんです。だけどそれが終わりなんじゃなくて、またGOCHI SOAPを発信したからこそ、新しい夢が広がっていくんです。夢って尽きることがなくて、どんどん広がっていくから面白い。

ーーそこからロケットに繋がるのが想像できないんですが・・・

ロサンゼルスの日本領事館で北海道のモノをPRするイベントがあって、GOCHI SOAPを招待してもらったんです。そこで明らかに只者じゃないオーラを纏っている日本人が石けんを見てくれたんですが、その人が「もしかしたら、この石鹸もロケットの燃料になるかもしれないですよ」って言ったんです。

何者か尋ねると民間企業で宇宙飛行士をやっている方でした。

ーーそれの言葉がきっかけで、ロケットを飛ばそうと思い立ったわけですね?

日本に帰って来た翌日には石鹸を燃やしてましたね。

ーー動きが早いですね(笑)

即行動のスタンスです。それに、人間の頭って性能が良くて、リスクを避けるようになっていると思うんです。「やろう!」と思っても、失敗した時のことや、できない理由を探して結局やらないよう思考してしまうんですよね。

ーーたしかに、面白そうって思っても行動にはなかなか移せないです

今は便利な世の中になっていて、なんかやろうと思ったらすぐにできる環境にあるんですよ。ネットで検索すると、石鹸を燃す方法が出てきて、その通りにやると実際に石鹸が燃えました。そこから研究を重ねて、安定して燃焼する方法に行き着いて、石鹸からロケットを飛ばす燃料へ繋がっていきます。

ーー徐々に宇宙美容アーティストっぽくなってきましたね

アイディアってものに価値はなくて、それを形にできた人が勝ち。それで、SNSでロケットのことを発信していたんだけど、いろんな人が情報を捕まえてくれてね。旭川東高校から「うちの授業でロケットを飛ばしませんか」ってお声がかかって、実際に課外授業の講師として、高校の授業に参加しました。

ーーほうほう、それはいつ頃の話ですか?

2017年の4月に初めて石けんを燃やす実験をして、旭川東高校の授業は2017年の夏です。

ーー旭川東高校の授業でではどんなことをやったんですか?

ペーパークラフトで「紙のロケット」を作ったり、授業でできる範囲で石けんと燃料を混ぜ合わせて燃料を作ったり。最後には実際に旭川東高校のハンドボールコートでロケットを飛ばす実験をしました。

ーー結果、ロケットが飛んだと

全く飛びませんでした。(笑)テスト段階ではしっかりと高い距離が飛ぶこともあったんだけど、本番当日は全然飛ばない。メディアも駆けつけてくれて、TVのカメラも授業風景を撮ってくれてたんですが、「あちゃー」って雰囲気に包まれましたね。

当日のロケットを飛ばしたメンバー

ーーそれはかなり辛い思い出ですね・・・想像しただけで寒気がします

でも、失敗したのも良かったのかな、と思っています。「飛びませんでした」って報告を色々な人にすると、助けてくれる人がたくさんいて、宇宙飛行士の方から「こうしたら良いんじゃないか」ってアドバイスをもらえたり、全然ロケットに興味なかった人が「頑張れ」って声をかけてくれたり。中途半端に成功してたら、きっと声をかけてくれなかった人もたくさんいると思うんです。

ーー失敗は成功のもとですね

それで、高校の授業が終わってからなんですが、改良を加えてリベンジしたんです。そうすると、高校の生徒とか先生も集まってくれまして・・・「今度こそは!」という気持ちで実験を開始したんですが・・・

ーー飛んだんですね!?

うん、30cm。
でもね、これってすごいことなんだよ。化粧品を燃やしてロケットがちゃんと飛ぶんだから。

ーーたしかに、言われてみれば・・・

そして、旭川東高校の授業を行った時期に、国連世界宇宙週間(World space week)というイベントが開催されていたんです。その期間に催した宇宙的な活動は2017年の記録として国際連合ホームページに載り続けるというもの。

石鹸で作った燃料で「高校生と一緒にロケットを飛ばしました」って報告があったら面白そうだな!と思い、事前に登録しておいたんですね。

ーーそういったこともあって、失敗では終われなかったわけですね

そうです。申請するまでも大変だったんだけど、前に知り合った民間宇宙飛行士の方の協力を得て、実際に国連のホームページに僕ら旭川東高校チーム(TEAM awa awa rocket)が掲載されました。嬉しかったですね。

ーー高校生たちにとっても一生の思い出ですね

そして、この話はこれだけでは終わらないんです。ある日、GOCHI SOAPの展示会で札幌に行く機会があったんですが、たまたまその会場に「ホリエモンロケット」で有名なインターステラテクノロジズ社のロケットが展示されていたんです。

その展示場所にいた、ただならぬ雰囲気のダンディーなおじさまに「このロケットすごいですねー!」って話かけてみて、ロケットの話で色々と盛り上がって・・・「実は僕もロケット飛ばしてるんですよー」という話をしたら、その人の目がギラって変わってね。

ーーまた重要人物な香りが・・・

彼はHASTICという北海道の宇宙科学を研究している団体の理事長でした。僕のロケットを飛ばしている話も真剣に聞いてくれて、国連のホームページの報告や、そのロケットを飛ばしてる動画を見せてみたら、色々なアドバイスをくれたんですね。

ーーなんかよくわからないですが、すごい人と偶然知り合えたんですね

さらに、日本で一番ロケットを飛ばしているアキバ博士を紹介してもらえる流れになったんです。ロケット博士こと、アキバ博士はペンシル型の超小型から日本が誇るイプシロンロケットまで、様々なロケット打ち上げに関わった人です。知ってる?

ーー全然知らないです

(すごいアキバ博士について、ロケットについて熱く語る志水さん)
それで、実際にアキバ博士と会うことになったんです。

ーーなんだかわからないですが、すごいんですね

アキバ博士には、ロケットの技術的なアドバイスや石けん燃料の可能性についても詳しく相談に乗ってくれて、これがきっかけで石けん燃料の大幅なパワーアップを果たすことができました。そして、何よりの収穫はロケットとの関わり方について。アキバ博士がなぜロケットに携わっているかを聞くと、「楽しいから」というシンプルな答えだったんです。その言葉を聞いて、気持ちがすごい楽になりました。

ーー志水さんにも不安ってものを感じていたんですね

アキバ博士と出会ったことで自分の夢を再認識させられて、自分が色々なことに取り組んでいるのは、”誰かのためになりたい”とか”世界を変える”なんてことじゃなくて、「楽しむ」ことなんですよ。事故で死にそうになりながら思った、「残りの人生はおまけで、次に死ぬかもしれないって時に、楽しかった自分の人生を振り返りたいな」って。

ーーなんでしょう、目からちょっと汗が出てきました

ロケットの話に戻るんですが・・・

ーーロケットの話に戻るんですね

とにかく、ロケットも関わってくれた人から素敵なご縁があって、今があります。今後は「飛距離を伸ばす」が課題。2018年はロケットを40m以上飛ばすことが目標です。石けん燃料は十分な威力を出せるようになったので、これからはロケットの設計部分に力を入れて行く予定ですね。

ーー志水さんのロケットが宇宙に行くのを楽しみにしてます

<3>ロケットを作ったら発明をしてしまった話

ーーロケットを開発する過程で、発明をしたとのことですが

宇宙美容アーティストの今後

ーー宇宙美容アーティストはどこに向かって行くんですか?

美容アーティストの目標は、「誰もやっていないことを実現する」ということです。正直、美容の大会やコンテストには興味がありません。最近はロケットからヒントを得て「無重力だからこそできるヘアスタイル」を考え、実現するために動き出しています。

ロケット開発をやっているからこそそう思うでしょうが、重力があるからヘアスタイルの幅ってどうしても狭まってしまっているのではないかと。

ーーまた壮大なことを考えていらっしゃいますね

無重力でヘアセットしたいなって思って人はきっと思うんだけど、実際に実現できた人はまだいません。だからこそ僕がやりたいと思ってます。

ーーそれは当分先の話になりそうですね

もうそれも動き始めてます。

ーーあ、相手が志水さんなのを忘れてました

答えは名古屋にありました。実は無重力を体感するの宇宙に行くってだけではなくて、日本でも体感できるみたいなんです。想像して欲しいんですが、物が入った箱を落とした時、中に入っているものはどうなると思いますか?

ーーちょっと浮く・・・とか?

その通り!落ちてる間、箱の中では無重力になるんです!(正確には完全な無重力ではないんだけど)それを人間が体感できる体験が「無重力フライト」って言うんですが、飛行機を計画墜落させて、機内で無重力を作っちゃおうっていうプログラムが名古屋で体験できるんです。

その無重力になった瞬間にヘアスタイルを作って、写真に収めちゃおうって思ってます。そこでしっかりと美を追求して、見ている人に「美しい」って思ってもらえるような、っして「どうやってるんだろう?」って驚きを提供したいと思ってます。

ーーでも、それってすごいお金がかかるんじゃないですか・・・?

数百万単位でのお金が必要になります。そこの資金面をどうするかが、宇宙美容アーティストにおける今後の課題ですね。会社のお金でやるのも違うと思うし、家の貯金を使うのも奥さんに怒られちゃう。

だから、宇宙美容アーティストの活動の中で集めた資金で、この試みを実現すべきだと思っています。ありがたいことに、今は色々なところから公演のお話をもらったりするんだけど、そこで得たギャランティだったり、他にも色々なところで資金を集めれるような活動をしていって、資金面の課題をクリアしたいと思っています。

最後に


ーー志水さんのように人生を楽しむためにはどうすれば良いですか?

楽しいと思ったことは、とにかくやること。楽しいことが夢になり、今はそれが仕事になる時代です。これからは好きなことをやるのスタンダードな生き方になっていくと思っています。インターネットで世界が繋がっているから、情報は手に入るし、やりたいことをやる選択肢はいくらでもありますからね。

そして、夢はたくさん持つこと。

AIが発達してきて、消えてく職業もに悲観的な声を多く聞きます。だけど、職業がなくなるのであれば、新しい職業を作っちゃえばいいわけです。「職業×職業」みたいに、何かと何かを融合させちゃえば、それって新しい職業になると思うんです。職業の分だけ掛け合わせれるわけだから、そこには無限の可能性があります。

ーー宇宙美容アーティストもその一つということですね

そういうことです。美容師をやっていたから化粧品(石けん)を作るきっかけがあって、化粧品を作ったからこそロケット燃料の開発が出来ている。「一流の美容師になりたい」という夢から派生して、僕の今があるんですよね。

そして、たくさんの夢を持つことって言うのは、保険にもなります。

ーーと言いますと?

例えば「ロケットを飛ばすぞ!」という夢に向かい突き進んだとして、限界を感じた時って人は挫折しちゃうんです。だけど他にも夢を持っていたら、ロケットが飛ばないくらいでは挫折している暇なんてない。じゃあロケットは後回しにしておいて、化粧品で何か仕掛けよう、とか。その間にロケットを飛ばすためのヒントが見つかったりして。

ーー旭川でそんな方で溢れると、もっともっと楽しくなりそうです

僕は宇宙美容アーティストとして、誰もやっていないことを実現したいんですよね。人よりも一歩先を行きたい、そして誰よりも人生を楽しみたい!夢を追いかけていると、共感してくれる人が出てくるんです。「それ、面白そうだね。一緒にやろうよ」って。だけど僕の中では第一人者になるのがすごい重要で、なにより始めた本人が一番楽しんでいます。僕の他にも面白い夢を追いかける人が、もっともっと増えると嬉しいですね。

ーー最後にSPICE読者へ一言お願いします

ーー宇宙美容アーティストって名乗るようになったのはなんでですか?

自分の活動を人に説明するのがすごい大変・・・ってところから行き着いた先が「宇宙美容アーティスト」でした。

「僕は美容師をやっていて、工場で石鹸を作っていて、その作った石鹸を燃料にしてロケットを飛ばしてて、
ロケット開発の産物としてできたオイルで・・・・・」って長い。
そして、結局あなたはなんですか?あなたの本業はなんですか?って聞かれることも多くて、それだったら自分で職業を作っちゃおうって。

ーー新しい職業を作っちゃうってのが新しいですね!

そうそう、AIが発達して来て、消えてく職業もたくさんあって悲観的な声をたくさん聞きます。だけど、
職業がなくなる分、新しい職業を作っちゃえばいいだけなんじゃないかなって思う。
「職業×職業」みたいに、何かと何かを融合させちゃえば、それって新しい職業になると思うんです。職業の分だけ掛け合わせれるわけだから、
そこには無限の可能性があるよね!

宇宙美容アーティストって肩書きには、周りに「新しいことにチャレンジして見ませんか!」っていうメッセージも込めてます。みんな、
もっと新しいことにチャレンジして、
世の中をもっと面白くしていきましょう!

ーー

夢に向かって突き進んで行くと、色々な人がその夢に乗っかってきてくれるんだよ。夢に共感してくれた人がどんどん参入してくれたり、
一緒にプロジェクトを盛り上げていったり。
でもやっぱり当事者がやっぱり一番楽しいと思うよ。なんか日本って色々なことにチャレンジすると
「中途半端なやつ」みたいなマイナスのレッテル貼られること多いじゃない?
それってなんか可能性を狭めちゃうんじゃないかなって思う。

一つのことだけをやっている人もかっこいいんだけど、やりたいことはたくさんあった方が良いんですよ。

ーーそうですね、

想像なんだけど、一個のことを一生懸命やれ!ってはじめに言ったのは、経営者とかが言い出したんじゃないかな。
自分の会社の社員は一つのことやってたら扱いやすいし、会社を回すのに効率が良いんだよ。

だけど、自分が生まれてきたのって扱いやすくなるためでもないし、効率的に会社を回すためでもないと思うんだよ。
もっと死ぬ時になって、自分の人生良かったな、楽しかったなって思える人が増えて欲しいと思ってます。
自分が死にかけた時はそうは思えなかったから、次に死にそうになった時には笑って死にたい。

そしてね、色々なことに取り組んでいけば、それが保険になったりもするんだよ。

ーーと言いますと?

例えば、「自分は美容師として成功するぞ!」って突き進んだ時に、もし成功できなかった時につまずくんですよ。挫折しちゃう。
自分は美容師も頑張るし、化粧品も作るし、ロケットも飛ばすって思っていたら、仮にロケットが飛ばなかったくらいだと、
挫折している暇なんてないんですよね。
じゃあ、ロケットは後回しにしておいて、化粧品を売れるように何か仕掛けようとか。で、化粧品を売るために動いていたら、
ロケットを飛ばすためのヒントが見つかったりして。

夢は同時進行させた方が良い。