BBQ後の炭の処理方法!正しい火の消し方と捨て方を紹介

処理方法が変わったのか、気付かないうちに「燃えるゴミ」から「燃やせるゴミ」へと名称が変わっておりました。

ゴミは種類によって処理方法が違うので、各自治体に定められた捨て方を守る必要があります。

「BBQ後のゴミを不法投棄!」はアウトドアシーズンに夕方あたりの番組がこぞって特集をする内容。

BBQ後のゴミは袋に入れて持ち帰るとして、BBQ後の炭の処理方法はどうしたものでしょうか。

「同じ自然素材だろ」なんてそこらへんに捨てるのは言語道断。

今回はBBQ後の炭の処理方法はどうしたらいいのか、正しい火の消し方と捨て方を紹介いたします。

BBQ後の正しい火の消し方

太古の狩猟民族から現代の消防隊に至るまで、火の消し方といえば水をかけるに間違いはありません。

というわけでどっこいしょとBBQ後のコンロに水をぶちまけようならあら大変。

蒸気やら灰やらが宙に舞い、ちょっとした紛争みたいな光景が広がります。

BBQ後のコンロに水をかけるのは間違った火の消し方で大変危険です。

水を使った炭の処理方法

BBQ後のコンロに水をかけるのは間違った火の消し方ですが、水で火を消すことは間違いじゃありません。

もしこれが異常だとしたら「消防隊の存在とはなんぞや」で一記事書けます。ていうかこの世に消防隊なんていないはずです。

消し方は単純に、まず素材がプラスチックではない不燃性のバケツに水を張って準備します。

炭を一つずつトング(火ばさみ)で掴み、準備したバケツに入れればOKです。

水に浸ける際ジューッ!となかなか良い音がしますので、驚いてバケツをひっくり返さないように注意が必要です。

水を使わない炭の処理方法

「あなたは文系?理系?」

この質問はいつも答えに詰まるというか、そもそも文系と理系の意味がわからないので答えられません。

学生の頃に理科が好きだった人は理系という考えでいいんでしょうか。となれば話は早い。水を使わない火の消し方はもうおわかりでしょう。

というか一般常識ですが火は空気(酸素)を遮断されれば消えます。

「でもスコット、そんなグッズなんてあるのかしら」

「それがこの火消し壺!トングで炭を壺に入れるだけ!あとはフタをすれば簡単にBBQ後の炭が処理できるってわけさ」

「すごいわスコット!あー、でも駄目よ。近所じゃ売ってないし、今からインターネットで注文しても間に合わないわ」

「なんだって!?それなら空き缶はあるかい?バドワイザーのじゃないよ、君が大好きなクッキーとかこの前まで行ってた日本から買ってきたお煎餅の空き缶さ」

「これはどう?試合で使うはずだった一斗缶なんだけど」

「最高だよメリッサ!フタで密閉できる空き缶であれば、火消し壺の代用も可能なんだ!でも注意してくれ。炭の熱で缶はとても熱くなるからね」

「あぁ!スコット!これで週末のBBQも楽しめるわ!」

「みなさんも、良い週末を!」

その他の処理方法

キャンプ場やら河原でBBQをしたのであれば片付けをしなければなりません。

しかし例えば自宅の庭であれば、BBQ後のコンロをそのまま放置しておけば炭が燃え尽きて自然消火します。

ただし「焼肉焼いても家焼くな」、コンロを安全な位置に置いておけることが条件です。

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炭の処理には要注意

BBQ後でも炭の火はまだまだ元気です。

炭自体はもちろんのこと、周りも熱を帯びていますので火傷には要注意です。

同じくその熱が原因で火災の危険もあります。

特に炭を処理した火消し壺や空き缶を可燃物の近くに置いたりしないことを心がけましょう。

BBQ後の炭の捨て方

火を消して処理した炭。

でもこれってどうやって捨てたらいいんでしょうか。

現地での炭の捨て方

山火事を起こすつもりでもなければ、そこらへんにぶん投げたり可燃ゴミに混ぜ込むのは絶対にNGです。

キャンプ場などであればBBQ後の炭を捨てる場所が設けられている場合があるので、そこに捨てましょう。

もちろん捨てる際は水に浸けて炭を完全に消火してからにします。

「炭を完全に消火」するためには炭を水に浸けてだいたい30分は待ったほうがいいです。

持ち帰っての炭の捨て方

元々が木なのでおおよそ燃やせるゴミで捨てることができますが、念のため自分が住んでいる自治体の処理方法をご確認ください。

もちろんどの自治体も燃えてるゴミは収集しませんので、火が完全に消えていることを改めて確認してから捨てます。

処理方法が同じく燃やせるゴミなら、アルミホイルに包んで捨てるとなお安心です。

また、土に埋めるという捨て方もあるようなので、家庭菜園をやられている方は試してみてはいかがでしょうか。良い肥料になるそうです。

炭は捨てないで再利用

BBG後の炭の火の消し方を題目にここまで書けるということは、炭の火はそれだけしぶといということ。

その火を宿す炭自体ももちろんしぶといので、再利用することが可能です。

火消し壺や空き缶で消火した炭はそのまま再利用できます。

水に浸けた炭であっても乾燥させれば再利用可能ですが、若干安定性に欠けるようです。

乾燥させたらトイレや靴箱などに置き、消臭剤として再利用する道もあります。

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BBQ後の正しい火の消し方とBBQ後の炭の処理方法と捨て方まとめ

野外でワイルドに肉を焼き、ワイルドにかっ喰らう。

しかしワイルドとだらしないはまったくの別物。

BBQ後の火の消し方も炭の処理方法も捨て方も全部だらしなければ「あの人はBBQに来たんだな」ではなく「あの人は太古から食事方法が進化してないんだな」と思われてしまいます。

BBQをするのは原始人ではなく現代人。

楽しんだ後の片付けは正しく行いましょう。

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